田中です。こんにちは。
+++++ここから+++++
今朝ポストをチェックするとGoogleから手紙が届いていた。
うん、そう、言い間違いじゃない。確かにGoogleからの手紙広告だ。
昔ながらのDMだよ。
あなたの言いたいことはわかる。
あのGoogleが、手紙広告だって?
先進的なオペレーティングシステム「ChromeOS」で
WindowsOSなどのパッケージ型のソフトウェアをなくし、
ウェブで展開されるGoogleドキュメントでOfficeSuite(エクセルやワード)を殺し、
ウェブアプリケーションとクラウドを推進している
「Mr.無形ビジネスの王様」Googleにしてみれば、
子会社アドワーズ事業部の宣伝活動とはいえ
まさか手紙を使った土着的なマーケティングを行うなんて…。
あなたも少々奇妙に感じただろう。僕も同感だ。
だけど、三ヶ月に一度くらいのペースで私のポストにはGoogleアドワーズから
こういった手紙…ちゃんと封筒に入った形で、しっかりしたダイレクトメールが来る。
EメールでDMを送るよりも手紙でDMを送るほうが確実に高くつく。
Eメールの場合はサーバ費用やASPの月額利用料程度で、1通あたりの単価はほぼ無料に近い。
しかし紙を使ったDMは1通送るだけでも数円~数十円かかる。
それでも、これだけの頻度で紙のDMを送ってくるということは、
Googleアドワーズはこの手紙マーケティングでしっかりと利益を出しているのだろう。
▼じゃ、盗もうぜ。彼らのマーケティング・アイデアを。
「Do it like Google」の精神でいこう。
【Googleマーケティング】
1、ターゲット層の決定
Googleは、
アドワーズに新規登録した広告主や、
アドワーズに広告を出稿していたけれど
広告の掲載を停止した広告主に向けて、
ログインを催促する用途でDMを送っているようだ。
【Googleマーケティング】
2、モノを与える
封筒の中には毎回「アドワーズ・無料お試し券」なるチケットが入っている。
5000円とか。今回は7000円分入っていた。
ちなみにこれは少々詐欺的なチケットだ。
どれだけGoogleからデポジットを頂戴したところで、
Googleのさじ加減でアドワーズの広告費なんかいくらでも
彼らの都合よく、消化されてしまうからね。
たとえばコンテンツ広告に出稿すれば7000円分の広告費なんて
10分くらいで消化してしまう。無論効果なんて出ない。
アドワーズというのは10トントラックのようなもので、
はじめは全然スピードが出ない。アクセルを踏んでも、動きさえしない。
ただし軌道に乗ると恐ろしい馬力と速度が出る。そういう車だ。
出稿し始めはまったく効果は出ない。
それに、出稿し始めたばかりのクリック単価の決定要素は至極あいまいなんだ。
だからもしかするとこの無料チケットは、
PPCリテラシー(ペイ・パー・クリックの知識)の低い人々を
騙すつもりなのかもしれない。
うーん、Googleの社訓に反してないかこのやり方?
Googleの社訓は「Don’t Be Evil」。
悪いことをしなくても成功できるみたいな意味。
【Googleマーケティング】
3、オチを言ってもいい?
Googleよ、
俺のGoogleアドワーズアカウントは、
去年おまえらが勝手に停止しただろうが・・・笑
なのに、なんで俺にDMを送ってくるんだ。こんなもん迷惑メールだ。
いや笑い事じゃない。
僕はもうずっと、アドワーズに参加できない状態が続いているのだ。
2010年に、アドワーズのアカウントを、いきなりBAN(凍結)された。
復活の見込みはない。いわゆるGoogleスラップ。
それ以来、もう一年くらい、PPC管理者を探しているのだけど…。
もしPPCに強い人がいらっしゃったら一度ご連絡ください。
外注でお願いしたく思っています。
情報教材のPPC管理に強い人がいいな。
明日もう少しDMについて突っ込んだ記事を書きます。
+++++ここまで+++++
ここから今日のコンテンツ。
▼ダイレクトメールの種類はたくさんある。
ことネットマーケティングになると、
EメールでのDM
FacebookでのDM
TwitterでのDM
などなど、いろんなウェブ媒体でDMマーケティングは行われているけれど、
最も手にとってもらえるのは紛れもなくウェブを介さない形の
リアルな手紙を使った「DM」だ。
実際に私も、自宅のポストにDMが来たらほぼ100%に近い確率で封を開けて、
中身を開くし、オファーを読む。
これがもしEメールボックスに届いたDMだったら開くことさえしないが、
ポストに届いた紙のDMであれば人は非常に高い確率で開くのだ。
なぜって、人は手紙が大好きだからだ。Eメールなんかよりずっとね。
▼今、プロダクトランチの権威Jeff Walkerが著した高額教材
「Product Launch Folmula 3」を読んでいるのだけど
(日本語訳版が欲しいのだけど持ってないので、仕方なく原書を読んでいる)、
ちょうどそういった話題が出てきた。
Jeffの教材では、ダイレクトメールについて、
BtoCの話題ではなく、JV(ジョイントベンチャー)の相手、
つまり一緒にビジネスを手伝ってくれる人を「落とす」ときに、
「最終手段として手紙を使え」という話だった。
【ビジネスパートナーを落とすテクニック from Jeff Walker】
1、すばらしいレターセットを用意する。
2、JVの申し出の手紙を詳しく書く。もちろん手書きで。自分の個人的なことも書く。
3、手書きで住所を書く。
4、一流の美しい切手を使う。
5、大多数の人がEメールを使ったやりとりを行う中、手紙は強烈な差別化戦略になる。
6、ほとんどの人は、手紙を受け取ることを好むので、このアプローチは成功しやすい。
DMは、顧客管理だけではなく、
JVパートナーへの協力の打診だったり、
アフィリエイト協力をして欲しい人だったりにも使える。
GoogleアドワーズのDMマーケティング手法を使うなら、
7、何かモノを入れておく
のもいいかもしれない。たとえば自分のサイトなりサービスなりを試せる5,000円分のチケットとか、そういうものを同封しておく。
ビジネスオーナーであれば、このように自分でお金を刷ることができる。
▼ちなみに、
【もっとも反応率の高いマーケティング手法】は、
1、対面販売
2、電話販売
3、手紙のDM
で、かなり差をつけて、
圏外、Eメール。
ITを追いかけているとリアルの強みを忘れがちだけれど、
決して忘れないようにしよう。今も対面は最強だ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
田中の無料動画
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【HTML動画】
このスキルについては私も学びましたし、
これまでにたくさん助けられてきました。
堀江貴文さんも昔、まだライブドアを経営する前に、
このスキルの解説書を出版していました。
あなたに「そのスキル」を習得させるために、
また2時間の動画を作りました。
【SEO動画】
Googleのサイト優劣決定アルゴリズムを学んでおくと、
次世代のGoogle+での戦いにも何かの役に立つかと思われる。
———————————————————
ホリエモン推薦【397時間動画パソコン教室】
———————————————————
今日はここまで。(田中洋平)
———————————————————
ITを学ぶなら、
397時間動画パソコン教室DVD4枚組iPod受講可ホームページ作成、オフィス(ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス)2003/2007
FXを学ぶなら、